耐圧板工法
耐圧板工法とは
基礎下を掘削し、鉄板・コンクリート版・現場打ちコンクリートなどで作成した耐圧版にジャッキを掛け、基礎をレベルまでジャッキアップして修正する工法です。 ※安定した地盤が比較的浅い層にある場合に用います。
手順1 掘削
▲施工ヶ所の基礎下を掘削し、作業スペースを作る
手順2 耐圧(鉄板等)
▲保持鉄板の腐食を防ぐために、掘削床に均しモルタルを打設する
鉄板を設置し、基礎と地盤が地切りする程度に油圧ジャッキで圧力を加える
手順3 ジャッキアップ
▲施工ヶ所すべてにジャッキを設置した後、一斉にジャッキアップを行なう
手順4 本受け
▲ジャッキアップ完了後レベルチェックをし、鋼管で本受けする
本受け完了後、再度レベルチェックをし、ライナーで調整を行う
手順5 根巻き
▲モルタルの充填や根巻きコンクリート固化材をした改良などで根固めを行う
手順6 埋め戻し・整地
▲土を埋め戻し完了
耐圧板工法 施工例
地盤改良後、鉄板埋設
▲福井県吉田郡永平寺町
▲鉄板据付
▲鋼管を本受けし、埋め戻しをする
▲埼玉県越谷市
▲ジャッキベースにより、本受け
SI式耐圧板工法 施工例
強化土のう設置後、鉄板埋設
▲山梨県甲斐市
▲長野県長野市
▲ジャッキベースによる本受け
コラボ工法(耐圧板+ウレタン樹脂)
▲千葉県千葉市
▲掘削状況
▲耐圧板、ジャッキベース設置
▲ウレタン樹脂注入
コンクリートブロック
▲山梨県甲州市 寺院
▲コンクリートブロック設置
コンクリート耐圧板工法(独立型・連結型)
▲山梨県西八代郡市川三郷町
▲コンクリート耐圧板を作成し、ジャッキアップ
▲根巻きコンクリートを打設、埋め戻し・転圧